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梨を剥くように愛していたのです青い彫刻刀とあなたを
舟が行く濁った水の冷たさにただ舌を噛むごめんなさいと
からっぽの月にレンズは青白く光るのだろう 一人にさせて。
秋雨に左の上の親知らずふと意識して除湿をかける
死んだ蚊を包むティッシュの白ささえ揺らす私の息を許して
皆吾の来し方へ行く ひとりぶんの体重だけで自転車を漕ぐ